群馬県高崎市・前橋市・安中市・伊勢崎市・北群馬郡・渋川市にて注文住宅の施工販売、リフォームを行っているライフデザインハウス一級建築士事務所の越です。

シロアリというと古めの木造住宅に住み着くイメージがありますが、実は新築であってもシロアリによる被害を受けることがあります。
そこで今回は、具体的なシロアリ被害の内容やシロアリ対策の例をご紹介します。
ぜひ最後までご一読ください。

□新築でもシロアリ被害にあう可能性がある

冒頭でもお伝えしましたように、新築でもシロアリ被害に遭うリスクはあります。

主な原因としては、土地にシロアリが潜んでいたり近所の家に住みついていたシロアリが飛んできたりすることが挙げられます。
このように、新築とはいえ決して油断はできないため、新築時からしっかりシロアリ対策をしましょう。

続いて、シロアリ被害の特徴をご紹介します。

床下の木材や基礎コンクリートに蟻道(ぎどう)と呼ばれる土の固まりがある場合や、壁や柱を叩いて空洞音がする場合、床がブカブカする場合は、シロアリ被害を疑いましょう。

シロアリの侵入を放置してしまうと、木材を食べられて床がへこんだり、木材や柱が空洞になったりと、耐震性にまで影響が及びます。

□新築時にできるシロアリ対策

*点検しやすいつくりにする

シロアリの被害は木材の中のような確認しにくい場所から始まります。
そのため、点検しやすいような家のつくりにすることがとても重要です。
例えば、床下に潜って点検できるように点検口を設置すること、基礎の立ち上がり部分付近にものを置かないようにして蟻道の有無を点検しやすくすること、などが挙げられます。

*侵入経路に対策を施す

シロアリは「基礎の立ち上がり」「配管貫通部」「基礎の打ち継ぎ部」「玄関ポーチ」から主に侵入してきます。
配管貫通部は防蟻剤入りのウレタンやシーリングで隙間をふさぎ、基礎の打ち継ぎ部分は基礎止水プレートで継ぎ目をふさぐと良いでしょう。
玄関ポーチは、土台やドアを支える柱の下にコンクリートを入れ、さらに防蟻剤入りのウレタンやシーリングで隙間をふさぐと有効です。

*バリア工法を施す

新築時、床下にパイプを設置して薬剤を注入することでシロアリの侵入を防ぐ「バリア工法」にも効果があります。

ネオニコチノイド系の薬剤は効果が5年持続しますが、ホウ酸系はより持続期間が長く、人間やペットに対しても安全です。

□まとめ

今回の記事では、具体的なシロアリ被害の内容やシロアリ対策の例をご紹介しました。
シロアリは家の安全性を脅かす恐ろしい存在なので、新築時から入念に対策していきましょう。

ライフデザインハウス一級建築士事務所では、お客様のご予算やご要望を大切にした家づくりをご提案しております。高崎市・前橋市・安中市・伊勢崎市・北群馬郡・渋川市にて家づくりを考えているならお気軽にご連絡ください。


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