群馬県高崎市・前橋市・安中市・伊勢崎市・北群馬郡・渋川市にて注文住宅の施工販売、リフォームを行っているライフデザインハウス一級建築士事務所の越です。
一般的に、平屋の耐震性は高いといわれていますが、その高い耐震性にはどのような背景があるのでしょうか。
今回は、平屋の耐震性が高い理由と地震に強い土地を見極めるポイントについてご紹介します。
ぜひ最後までご覧ください。
□平屋の耐震性が高い理由とは？
平屋が耐震性に優れている理由には、以下の2つが挙げられます。
■1つ目の理由は、正方形や長方形のシンプルなつくりをしているためです。
2階建ての家と比較すると、平屋はシンプルな構造をしていることが多いです。
揺れや強風などで家が強い力を受けたとき、四角形に近い形状であればあるほど力が分散され、倒壊のリスクは低くなるとされています。
複雑なつくりの家であれば、倒壊しなかったとしてもどこか一箇所に負担がかかりやすく、再び衝撃を受けた際に破損してしまうことがあります。
■2つ目の理由は、建物の重心が低いからです。
高層マンションを思い浮かべてみましょう。
高層階になると揺れが振り子のように強くなる傾向にあり、トラックが通った際の振動や少しの風でも揺れを感じます。
また重心が高いほど揺れやすいですが、平屋は2階部分がありません。
2階部分がないことで揺れが小さく、建物へのダメージも軽減できるのです。
□地震に強い平屋にするなら土地選びも重要！
地震に強い土地かを判断するには、地盤の固さを知ることが大切です。
候補の土地が見つかったら、まずは古地図を活用し、土地がたどってきた歴史を調べてみましょう。
古地図を見れば、その土地は昔から安定した地盤を持っているのか、田や沼などを埋め立ててできたのかなどをチェックできます。
また、ハザードマップでは、その土地に家を建てた場合の災害リスクを知れます。
古地図、ハザードマップともに図書館やインターネットなどで手軽に参照できるので、土地の購入を決める前に一度目を通しておくと良いでしょう。
また、より詳細に土地の状態を知りたい場合は、地盤調査がおすすめです。
一般的な戸建て用の土地では、「SWS（スクリューウエイト貫入）試験」と呼ばれる手法が用いられており、調査時間は2時間程度です。
また、費用も5万〜10万円程度と手頃な価格になっています。
□まとめ
今回の記事では、平屋の耐震性が高い理由と地震に強い土地を見極めるポイントをご紹介しました。
シンプルな平屋に加え、土地選びも重視すると家全体の耐震性をさらに向上させられます。
ライフデザインハウス一級建築士事務所では、暮らしやすさ、デザインを両立させた住まい、お客様のご予算やご要望を大切にした家づくりをご提案しております。高崎市・前橋市・安中市・伊勢崎市・北群馬郡・渋川市にて家づくりを考えているならお気軽にご連絡ください。
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